仕事について

医療事務について

医療事務の資格を取ろうと思ったきっかけ

以前、パートで働いていた時、その職場に私のあとから入ってきた方が医療事務の資格を持っていて、実務経験者だったのです。

当時、子供が小学5年生でしたので、短時間パートで働いていました。
中学生くらいになったら、家の近くでフルタイムの仕事が良いかなぁ?と漠然と考えていた時、その方に「医療事務だったら、比較的家の近所で働けるよ。病院とかクリニックって結構あるし。」

言われてみれば、そうかも?

私は、「家の近所でフルタイム」というワードだけで医療事務の資格を取ろう!と考えました。

そして、ニチイ学館に入り、医療事務の資格をとりました。

医療事務の求人内容で気づいたこと

個人で就活しても良かったのですが、ニチイ学館では、人材派遣もおこなっているということで、実務経験もないし、派遣の方が困った時に相談にのってくれる人がいるので良いのかなぁ?と、ひとまず求人の内容などを伺ってみました。

通学していた学校までは、家から電車で25分くらいのところだったので、紹介してくれる職場は、ほとんど家の近所ではありませんでした。
とりあえず、求人内容を伺うと、クリニックなどは、一般事務とは違い、働く時間の効率が悪くてビックリしました。

午前の診察が終わり、午後の診察が再開するまで、早いところで2時間。長いところだと3時間以上あいているところがありました。
午前の診察が予定通り終わらないこともあるので、多めに時間をとっておくのは理解できますが、休憩時間に2時間以上もいらないですよね。突発的な用事ができた時はありがたいかもしれませんが…。

一般事務と同じように、交代制などで休憩が1時間取れるほうが効率がいいと思うんです。なるべく拘束時間は最短で、早い時間で帰りたいですから。
午前だけや午後だけというようなパートもあると思いますが、それだと4時間程度しか働けないですし。

病院やクリニックでそれぞれ求人内容(仕事の内容、休憩時間、休日)は様々だと思いますので、就活する際は、細かく内容を確認された方が良いと思います。
土曜日も診療されているところが多いと思いますので、幼稚園に通園されているお子さんだと預かり先がないと厳しいかもしれません。
小学生なら上手くいけば学童保育が利用できると思いますが、定員もありますしね。

私が病院で働いてみて

私は結局、資格学校の人材派遣ではなく、自分でみつけた求人先に就職しました。そこは、家の近くにある総合病院が勤務先になっていた派遣会社でした。

大きめの総合病院だったので、仕事は細分化されていて、私は、外来窓口の受付でした。
受付といっても3科受け持っていたので、それぞれの診療科でやることはたくさんあり、2人で仕事をまわしていたので、とっても大変でした。

資格学校では、レセプト(医療機関が健康保険組合に提出する診療報酬明細書)をメインに勉強していましたが、仕事として関わることはありませんでした。
気になるものがあれば、自分で会計課の方に点数が間違ってないか、加算もれがないか確認するくらいです。

働いてみて良かったこと

医療機関に働くと、病気や薬に対しての知識が増えます。そして、病気のことで気になることがあったら一緒に働いている看護師さんや医師にすぐ相談できるという利点。

「こんな症状なんだけど、何科に行ったらいいの?」「こんな感じで処置はしたけど、様子をみててもいいの?」っていう時ありませんか?そんな時、わざわざ病院に問い合わせしなくても、職場で気軽に聞けるなんてありがたいことです。
普段の会話の中でも、他の患者さんの症状に対して「この場合は、××科。もっとひどかったら、××科じゃない?」など勉強できます。

地域の病院の情報なども入ってきますし、職員は、インフルエンザワクチンを優先的に接種させてくれたりしました。(病院内で感染を防ぐためですけど)大きい病院の恩恵ですかね?

辞めてしまった理由

精神的に辛くて、私は辞めてしまいました。

病院の規模、診療科などによって個人的受け止め方が違うかもしれませんが、大きい総合病院だった為(※3次救急受け入れ/下記で説明)、どちらかというと重症度が高い方、クリニックから紹介を受けて精密検査を要する方が多かったです。

まったくつながりのない方でしたら、仕事としてもちろんできるのですが、知り合いの方などが来ると精神的につらくなってしまいました。

ただの友人として接していたら知りえない個人情報までも、仕事柄知ってしまう。

軽い風邪や小さいケガなど、治る見込みのあるものでしたらそこまで感じないかもしれませんが、医療従事者ではないただの事務なのに重く感じる仕事で、しかもお給料も安い。

今まで携わってきた、サービス業とはまったく違う世界でした。
「ありがとうございました。」「また」とか「次回」が言えないワードなのです。

何て声をかけていいか分からず、「お大事になさってください。」しか言えなかったことも…。

病院ですから、元気になってもらって、次がない方がいいんです。

「事務」と名前がついていても、一般事務とは違いました。仕事として割り切ってできる方は良いと思いますが、少しでも懸念材料があるなら診療科・病院の規模・仕事内容をよく確認なさった方が良いと思います。レセプトだけの仕事もあるようですし。(経験がないと難しい可能性はありますが)

医師と患者さんとの板挟みになることもありましたし…。

私の主観ですが、参考になれば幸いです。

※3次救急とは?
1次救急:
軽症患者(帰宅可能患者)
に対する救急医療
2次救急:
中等症患者(一般病棟入院患者)
に対する救急医療
3次救急:
重症患者(集中治療室入院患者)
に対する救急医療
これらの関係を図に示しますと図1のようになります。
図1 従来の日本の救急システム

従来の日本の救急システムを図解したもの
引用:日本では1次救急、2次救急、3次救急という言葉がありますが、 どういう意味なのですか?|日本救急医学会ER検討委員会

千葉県での救急体制 ご参考まで⇒千葉県の救急体制について|千葉県HPより